タイスの瞑想

マスネ 歌劇《タイス》フェニーチェ歌劇場 2002年 [DVD]

マスネ 歌劇《タイス》フェニーチェ歌劇場 2002年 [DVD]

サムラゴーチ騒動の真っ最中にクライスラー「愛の喜び」(ランナーの作品を装って発表された曲)を取り上げたEテレの「らららクラシック♪」が、リケジョ騒動な先週は、オペラ「タイス」(元娼婦の修道女に修道士が恋をする話、上のDVDのエヴァ・メイは……)の間奏曲(いわゆる「タイスの瞑想曲」)を扱っていた。

的中率が高すぎる(笑)。

(しかも「タイス」は権威あるオペラ座で初演するも不評。マスネは楽譜を取り下げ、書き直して再提出したというではないか(笑)。)

研究者としてのスキルには危なっかしいところがあるけれど、人間的魅力にはあらがいがたいものがある、そういう人にどう対処したらいいか、若くして研究の道へ進んだタイプの人たちにとって、そう簡単にキッパリした態度が取れない案件になりがち、ということでしょうか。