ドラングル:「嫉妬にも近い羨望」な「リアルタイム」ってこういうの?

The Japanese Saxophone - 日本のサキソフォン音楽

The Japanese Saxophone - 日本のサキソフォン音楽

  • アーティスト: クロード・ドラングル(Sax),ジーン・ジョフロイ(Per),オディール・ドラングル(Pf)
  • 出版社/メーカー: BIS
  • 発売日: 2000/01/01
  • メディア: CD
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これも芸術祭参加公演なので演奏会後にコメントできないのですが、今年は野平一郎とサクソフォーン奏者クロード・ドラングルの30年来の交友を学校で学生と一緒に一年かけて調べているところなので、なんというか、奇妙な巡り合わせです。

野平さんは本当に多彩にご活躍ですが、私のリサーチしたかぎりでも、還暦の節目にパリ音楽院サクソフォーンのドラングルを呼ぶ、というのは、特別な意味がありそうです。

どうも最近わたくし、こういう風なことをこれ以上ないタイミングで知ってしまうことがよくあるみたいで……。でも、もちろん別に私に何かの才覚あるわけではなく、人はコンサートを無意味に開くもんじゃない、一期一会、今だからこれ、を大事にする傾向が強まっている時節柄なので、そこに当たる可能性が高くなっているんだと思います。

(一方そういうタイミングで、測ったように「主催公演出入り禁止」……する側は、「引き」が強いのか弱いのか、知りませんけど(笑)。ともあれ、主役は野平さん(とドラングル)ですからね。企画・主催はサントリーだし。場所を提供する側ってのがどういう立ち位置なのか、そこらあたりに人間性、出ますよね、一般論ですが。)

[おまけ]

それにさ、大久保くんが「嫉妬にも近い羨望」に狂う「リアルタイム」は、こういうところにあるんじゃないのかね。それとも、野平一郎では大久保先生の巨大な羨望を満たすには「役不足」(←これが正しい用法)なのかしら。

http://blogs.yahoo.co.jp/katzeblanca/25131885.html