明日放送です:よみがえる「ラジオ歌謡」とその時代〜大阪発・60年ぶりの復活演奏〜

バタバタしている間に、放送日は明日に迫って参りました。

http://www.nhk.or.jp/osaka/bk85/program/

番組ページには出ていませんが、大栗裕の歌劇「夫婦善哉」の抜粋も収録されているので、放送されるはずです。

放送内で紹介されるかどうかはわかりませんが、この企画のそもそもの発端は、数年前に、NHKのプロデューサーさんと一緒に長木誠司さんがNHK大阪の倉庫を探索したことで、そういう意味では、長木さんのお陰ということになるかと思います。

『戦後の音楽』もあわせてどうぞ。(「夫婦善哉」を含めて、譜例サンプル集の用途もありうる本だと思いますので。)

戦後の音楽――芸術音楽のポリティクスとポエティクス

戦後の音楽――芸術音楽のポリティクスとポエティクス

書籍版ではカットされていますが、もとになった「レコード芸術」の連載時には、NHK大阪の倉庫を探索した話も書かれていましたね。私もそれでNHK資料のことを知って、別の機会にNHKのプロデューサーさんと雑談したことがありました。色々なご縁が寄り合わさって出来た番組なのかな、という気がしています。

本書で放送音楽は最後に略述されるに留まっていますが、まだまだこれから探索すべきことが残っている分野ではないかと思います。