ザ・シンフォニーホールが新しい体制になって２ヶ月。常連的な行事が一巡した頃合いかと思う。
最初は「んっ？」と思うところや、「ああ、こういう風に変わっちゃったんだ」と思うところがちょこちょこあって、なかには、これ、どうなんだろう、と思うこともあったのだけれど、行くたびにどんどん改善されている。……というか、「これは、前のままでいいのでは？」と思うところが、ちゃんと元に戻っていたりして、結構細かく調整しているような気配がある。
音楽ホールは前に出るものではなく、水や空気のようにその存在を使う人が忘れてしまうのが理想であるようなインフラ、というスタンスが割とはっきりあるのかも、という気がする。
バックステージや経営のことは、お客さんとして行くだけなのでまったくわからないわけですが、逆にいうと、お客さんとして行く分には、今のところ違和感なし。
でも、それが大事なことのような気がする。
音楽会は、建物のオーナーと友達になるために行くわけじゃないのだし。
（飲食コーナーが広くなって椅子席になった、とか、ロビーのあっちこっちに椅子が増えた、とかいうのは、基本わたしにはどちらでもよくて、好みの問題なので特に感想はない。）
