2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

土人の呪法

文系の知とは、数学ができないand/or数字に弱い辺境の土人(老人)の呪法なのだろうか。音楽がそこにまみれて霧散しないことを願う(←エゴ)。

処理速度

今の日本の街は、人が殺到するのをいかに効率良くさばくか、限界までチューンアップされているように見える。いわゆる「動線」を巧みに設計して、行列に手際よく誘導して、あとは、レジなどの処理速度を超人的に高める。コンビニが典型で、そうなると、お客…

紛争の火種:ジョスカンvsパレストリーナ

記憶違いでなければ、シェーンベルクやウェーベルンは「新音楽」の歴史をジョスカンから説き起こしていたはずで、ネーデルランド(フランドル)中心にルネサンスを語るのが今では普通のことに思えるけれど、これはパレストリーナの圧倒的な権威へのアンチ、…

まじめな人は「でたらめさ」の見積もりがしばしば甘い

シュトックハウゼンのピアノ曲の1959年のものすごい演奏の録音を聴いたことがある。きっと、こういうのがいっぱいあったんだよ、昔は。

歌曲とお祈り

etc

「今から私の考えを皆さんに率直にお話します」というタイプのピアノだから、ピリスが日本でピアノを弾く人たちに好感を持って受け入れられるのは納得できる。「私も、ピリスさんのように自分らしく生きよう」という気になって、次の日から早寝早起きして、…

右と左とお金と文化と、最近気になる「えべっさん」

再び啓示を得たので、右と左のことを考えてみる。

「このたびはうちの息子が大変なご迷惑をおかけして……」

「正確な絶対音感をもつ私の耳には、信号のビープ音の童謡の“音痴”が耐えられない。最後の終止音が外れているのを聞いてしまうと一日気分が悪い。ああいうものを平気で放置するから、日本という国は……」とか、「フィギュア・スケートの音楽、あのデタラメな…

近未来パラレルワールド:テレビ的音楽制作

エヌ氏は民間の音楽堂に勤務している。コンサートの宣伝がエヌ氏の仕事だ。紙のチラシやチケットが廃止されてから、もう何年になるだろう。音楽堂は、どこでも一昔前の放送局に似たブースを持っていて、事前告知や出演者のインタビュー番組をインターネット…

改善

ザ・シンフォニーホールが新しい体制になって2ヶ月。常連的な行事が一巡した頃合いかと思う。最初は「んっ?」と思うところや、「ああ、こういう風に変わっちゃったんだ」と思うところがちょこちょこあって、なかには、これ、どうなんだろう、と思うことも…

それは今も「情報・サービス、第三次産業」なのか?

唐突に極端な「お話」を作りたくなったのは、そのことを考えてみたかったからなわけだが、とりあえず、20世紀にグレン・グールドの住むカナダの街のかなり強固にカトリックっぽいおっちゃんが「メディアはメッセージである」と言った。(同じ人物が「メディ…

余計なお世話をお断りするのが難しいこんな世の中じゃ……

ポイズン、みたいなことを思ってしまうのは、OS X Mervericksのカレンダーの通知機能が、どうもバグってるんじゃないかと思う挙動不審を繰り返して、対応に追われているからです。