2008-01-01から1年間の記事一覧

大栗裕「弦楽のための二章」、「オーボエとオーケストラのためのバラード」、「赤い陣羽織」

今日中には仕上げたいと思っている原稿があるので、大阪センチュリー交響楽団の件はあと回しにして、簡単にいよいよ明日に迫った大阪フィルによる「大栗裕の世界」(いずみホール)のこと。http://www.osaka-phil.com/schedule/detail.php?d=20080415「どん…

東京交響楽団オープニング・ナイト

相変わらず原稿が滞っていて泣きそうです。各方面、本当に申し訳ありません。新年度の行事が続いておりますが、寝ている間と、人に会っている間以外は、原稿完成へ向けての作業に費やしております。あとちょっとです。どうぞよろしくお願いします。さて、東…

岡田暁生「恋愛哲学者モーツァルト」

恋愛哲学者モーツァルト (新潮選書)作者: 岡田暁生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/03メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 28回この商品を含むブログ (19件) を見る

大栗裕作曲「オーボエとオーケストラのためのバラード」

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曽田修司先生の舞台芸術フェスティバル論を拝見して、オペラ興行は音楽の範囲を超えた「演劇・舞台芸術」として腰を据えて考えないと駄目だ、と改めて思い、今話題のオペラハウスのことだけでなく、日本の創作歌劇史を考える上でも太い補助線を示された気が…

びわ湖ホール次回公演への周囲の眼差しと、1955(昭和30)年当時の関西歌劇団第一回創作歌劇「赤い陣羽織」(大栗裕作曲)への周囲の眼差しを比較してみる

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オペラは多くの人の注目を浴びてナンボ、スキャンダルも宣伝のうちであり、歌劇場は伏魔殿と言われいて、「どうするどうなる、びわ湖ホール」問題は<県議会>を舞台に、知事さんと自民党さんによる<財政&政策論争>として展開しておりますが、関西歌劇団…

京都市交響楽団第510回定期演奏会、大阪シンフォニカー交響楽団第123回定期演奏会

春は人事異動の季節。京響では、大友直人さんが七年間務めた「常任指揮者&アーティスティック・アドヴァイザー」から名誉職的な響きのする「桂冠指揮者」へ、大阪シンフォニカーでは、大山平一郎さんが三年間務めた「ミュージックアドバイザー・首席指揮者…

小暮宣雄先生

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ブログで紹介していただいたようで、恐縮しております。http://kogure.exblog.jp/

片山杜秀「音盤考現学」の書評(いずみホール音楽情報誌「Jupiter」Vol.109)

いずみホールの情報誌「Jupiter」に、片山杜秀さんの話題の新刊「音盤考現学」の書評を書かせていただきました。ホールのロビーなどに置いてあると思いますので、よろしければご覧ください。(「追記」とそこへの「追記の追記」は長くなったので文末に移動し…

びわ湖ホールのことなど

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「滋賀県議会最大会派の自民党が予算修正案を提出予定(びわ湖ホールへの補助金の大幅削減要求を含む)」という趣旨の京都新聞の記事が発端でプチ騒動になっているのかもしれないびわ湖ホールの件。http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P200803010004…

イシハラ リリック アンサンブル フェアウェルコンサート

夜、イシハラホール。親会社である石原産業のフェロシルト問題の余波で、このホールの十五年続いた自主事業は、本日と明日のイシハラ リリック アンサンブル演奏会で終了。縁あって、この演奏会のプログラムにホールの十五年の歩みを振り返る文章つきの曲目…

[演奏会」「語り物」としての受難曲、J. S. バッハ「ヨハネ受難曲」エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団京都公演

午後、京都コンサートホール。非常に素晴らしい公演だったと思うのですが、「えっ?」と思う意見をいくつか見かけたので私なりの感想をまとめてみたいと思います。

武智鉄二と関西歌劇団(『民族藝術学会会報』第72号)

民族藝術学会の会報に「研究ノート:武智鉄二と関西歌劇団」という文章を寄稿しました。

びわ湖ホールプロデュースオペラ「ばらの騎士」(の批評)

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びわ湖ホール、2/2のシュトラウス「ばらの騎士」(沼尻竜典指揮、大阪センチュリー交響楽団ほか)の批評が「日経新聞」の2/12の大阪版夕刊に出まして、これに一部加筆したものが関東のほうにも転載されるようです。神奈川県民ホールで同じプロダクションが再…

大澤壽人遺品コレクション作品目録『煌きの軌跡』刊行記者会見

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午後、リーガロイヤルホテル松の間。ここに書くのが遅くなってしまいましたが、神戸生まれの作曲家、大澤壽人の作品目録を刊行した神戸女学院の記者会見というのにお招きいただきました。主催者側は濱下昌宏先生(遺族から寄贈を受けたときの窓口になった前…

平成19年度(第62回)文化庁芸術祭、2007年(第28回)音楽クリティック・クラブ賞、茨木市市制施行60周年記念 松下眞一/交響幻想曲“淀川”

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[PM 23:20 追記あり]いろいろとお知らせなど。